実戦詰将棋5題(No. 6~10)

実戦詰将棋の出題5題です。じゅげむの実戦からです。
じゅげむが詰ました局面、詰み逃した局面、詰まされた局面からの出題です。
5~19手詰ぐらいです。

No. 6

実戦詰将棋6

No. 7

詰将棋7

No. 8

実戦詰将棋8

No. 9

実戦詰将棋9

No. 10

実戦詰将棋10

実戦詰将棋のルール

1.とにかく詰ませばOKです。
2.駒が余ってもOKです。
3.作意手順は特にないので、さまざまな詰み筋がある場合もあります。
4.作為手順は特にないので、玉方のすべての逃げ方を読んでください。
5.まれにじゅげむの勘違いで詰まないものもあるかもしれません。

実戦詰将棋について

1.実戦形というよりも実戦そのものです。
2.同じ手数の通常の詰将棋よりも難易度は易しめです。
3.実戦では自玉の詰みも読むので、盤面の向きが通常とは逆の後手番の詰将棋もあります。

実戦詰将棋の解答

以下、詰将棋の解答です。
さまざまな詰み筋がある場合もあるので、以下の詰み手順は一例となります。






















No. 6

実戦詰将棋6

▲9五香△8四玉▲8五歩△同玉▲9七桂△9六玉▲8五角△8六玉▲7七銀打△同金▲同銀までの11手詰。

自陣の桂が詰みに働きます。本手順では角と銀のどちらを先に打っても詰みます。4手目△7四玉なら▲6五銀で詰みます。

No. 7

詰将棋7

▲4一飛△5一桂合▲5三桂△5二玉▲4二金までの5手詰。

2手目の合駒が桂馬以外なら、最終手▲4三龍までです。初手▲6二香成でも詰みがあります。手数が長めですが、読んでみてください。

No. 8

実戦詰将棋8

△7九角▲8七玉△7七金▲同玉△8八角打▲8七玉△7五桂▲同金△6七飛成▲7七桂合△同角成▲同歩△7八銀▲9八玉△9七角成▲同玉△7七龍▲9八玉△8七龍までの19手詰。

実戦は4手目▲同歩でしたが、こちらは以下△7八角▲7六玉△6六飛成▲同玉△5四桂▲7五玉△7四金▲7六玉△8七銀までの13手詰です。手順中の△7八角に▲同玉なら△6八飛成以下詰みます。

もしかすると、他にも詰み筋があるかもしれないです。

No. 9

実戦詰将棋9

▲4一金打△6一玉▲6二歩△同金寄▲同銀成△同玉▲7三金△6一玉▲6二歩△同金▲同金△同玉▲7二金△5二玉▲4二金寄までの15手詰。

実戦では痛恨の詰み逃しで逆転されてしまいました。

No. 10

実戦詰将棋10

△7八金▲同金△7九銀▲9八玉△8九銀▲同玉△6八銀成▲7九銀△7八成銀▲同玉△6七金▲8八玉△7九龍▲同玉△7八金打までの15手詰。

4手目▲同金は、以下△同龍▲同玉△7八銀▲同玉△6七金▲8九玉△7八金打▲9八玉△8九角までの13手詰。

終盤で競り負けて詰まされた一局です。詰み筋に気付いていなくて、後手の持ち駒に金がなければ詰まないと錯覚していました。

次回の実戦詰将棋(No.11~No.15)を解いてみる
前回の実戦詰将棋(No.1~No.5)を解いてみる
じゅげむの将棋ブログに戻る