A. 棋書 | じゅげむの将棋ブログ https://shogijugem.com 将棋の戦法や定跡のまとめ、囲い、格言、自戦記、ゆるゆる研究シリーズなど。 Fri, 30 Jun 2017 23:29:47 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.5.3 111067373 棋書の紹介(7月の新刊、6月の新刊、藤井聡太四段関連書籍のまとめ) https://shogijugem.com/books-201707-5746 Sat, 01 Jul 2017 02:28:23 +0000 https://shogijugem.com/?p=5746 藤井聡太四段の関連書籍・グッズ、2017年7月の新刊、2017年6月出版の棋書をまとめています。 将棋世界の新連載で、「聖の青春」の大崎善生が書く藤井聡太四段ドキュメントがスタートします。将棋ソフト関連では、激指将棋道場...

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藤井聡太四段の関連書籍・グッズ、2017年7月の新刊、2017年6月出版の棋書をまとめています。

将棋世界の新連載で、「聖の青春」の大崎善生が書く藤井聡太四段ドキュメントがスタートします。将棋ソフト関連では、激指将棋道場の5年ぶりの最新作が7月発売予定です。定跡書では飯島栄治七段の飯島流引き角戦法の本に注目です。

 

<このページの目次>
藤井聡太四段の関連書籍・グッズ
棋書の紹介(7月の新刊)
棋書の紹介(6月の新刊)

 

藤井聡太四段の関連書籍・グッズ

こちらは8月に発行予定の新刊で、Amazonで予約受付中です。


天才棋士降臨・藤井聡太 炎の七番勝負と連勝記録の衝撃(2017/8/28)

天才藤井聡太、その強さの秘密に迫る!

羽生善治三冠が14歳の中学生棋士に敗れる――。

平成29年4月23日、誰も予想できなかった結果に将棋界は騒然となりました。ニューヒーローの名は藤井聡太。藤井四段はその後プロ公式戦で連戦連勝、それまでのデビュー戦からの連勝記録10をはるかに上回り、勝ち続けました。

本書はスター誕生の舞台となった炎の七番勝負と驚異の連勝記録について、藤井四段の自戦解説をメインとし、羽生善治三冠をはじめとする対局相手棋士のコメント、七番勝負の企画者でありすべての対局に立ち会った鈴木大介九段の感想で振り返るものです。

また、師匠の杉本昌隆七段による藤井聡太論も収録しています。

藤井四段の棋士人生の輝かしい第一歩、その軌跡を本人と、関係した多くの棋士たちが綴った記念碑的一冊です。

 

藤井聡太前人未踏の連勝棋譜(1勝目)(加藤一二三九段編)
藤井聡太 前人未踏の連勝棋譜 1勝目 加藤一二三九段編(2017/6/29)

プロ棋士としてデビューしてから連勝記録を伸ばし続ける藤井聡太四段。
彼のデビュー戦にして連勝記録の1戦目となった加藤一二三九段の棋譜を収録。

 


藤井聡太四段 扇子 大志

 

棋書の紹介(7月の新刊)


将棋世界 2017年8月号

大崎善生が書く 天才棋士「藤井聡太四段」

●巻頭カラー
・第75期名人戦七番勝負[第6局] 佐藤天彦名人×稲葉陽八段
「持ちこたえた防衛戦」【自戦解説】佐藤天彦名人 【構成】大川慎太郎
・第58期王位戦挑戦者インタビュー・菅井竜也七段
「絶対に勝つ」という気持ちで 【構成】池田将之

●新連載!
・「聖の青春」の大崎善生が書く 藤井聡太四段ドキュメント
『神を追いつめた少年 ―藤井聡太の夢―』 第1章「将棋との邂逅」【記】大崎善生

 

激指定跡道場4
マイナビ 激指 定跡道場4(2017/7/21)

世界コンピュータ将棋選手権最多4回の優勝を誇る激指と、定跡伝道師・所司和晴七段の最新講座のコラボでユーザーの棋力アップを強力にサポートする激指 定跡道場。その最新作が5年ぶりに登場!

 


対振りの秘策 完全版 飯島流引き角戦法(飯島栄治、2017/7/27)

引き角戦法のバイブル2冊を1冊で!

本書は、飯島栄治七段が編み出した独自の対振り飛車作戦を解説した「飯島流引き角戦法」と「新・飯島流引き角戦法」の2冊を合わせて、文庫化したものです。

角道を開けないで指すという画期的な指し方は升田幸三賞を受賞しました。
しかし、発表当時は飯島七段だけが使う特殊戦法のような立ち位置でした。
現在、この引き角戦法が見直されつつあります。
まず、角を交換しない戦法なので、今はやりの角交換型の振り飛車をすべて封じることができます。
また、堅く囲うことができる点も現代風です。

今、その価値が改めて見直されている引き角戦法。
そのバイブルともいえる2冊が1冊で読める本書は、まさにファン必携の一冊です。

 


大山 VS 米長全局集(大山康晴・米長邦雄、2017/7/27)

全局集シリーズ第2弾は大山VS米長!

大正12年3月23日、大山康晴誕生。 遅れること20年、昭和18年6月10日、米長邦雄誕生。 世代の異なる両雄は昭和44年の初対決以降、四半世紀に及ぶ戦いを繰り広げました。その全103局を詳細な解説付きで収録。また、自戦記も6局収めました。 対戦成績は大山から見て58勝46敗(1不戦敗)。タイトル戦で激突すること6回。その他にも棋戦決勝、タイトル戦挑決、A級順位戦など、数々の大舞台で火花を散らしました。 両者の対局は長手数が多く、絶対に負けられないという気合いを感じられるものばかりです。 まさに死闘とも言える名局の数々。たっぷりとご堪能ください。

 


完全版 森下の対振り飛車熱戦譜(森下卓、プレミアムブックス版、2017/7/18)

森下流の振り飛車破りの名局100局収録!

本書は森下卓九段の対振り飛車の実戦集「森下の四間飛車破り」と「森下の対振り飛車熱戦譜」の2冊を合わせてオンデマンド書籍として復刊するものです。

森下九段の振り飛車破りは「将棋のお手本」。手厚い陣形から優位を拡大する指し回しはすべての将棋ファンの参考になるものです。

森下流の珠玉の将棋が合計100局収録された記念碑的一冊、ぜひ盤に並べてご堪能ください。

 

棋書の紹介(6月の新刊)


堅陣で圧勝! 対振り銀冠穴熊(増田康宏、2017/6/14)

若手精鋭による対振り飛車新戦法!

第47期新人王戦決勝三番勝負第2局。

石田直裕四段の四間飛車に対し、増田康宏四段は▲6六角から見たこともない駒組みで序盤から圧倒的な優位を築き、最後は鮮やかな詰み。初タイトル新人王を勝ち取りました。

増田四段の使った作戦は銀冠穴熊。しかもただの銀冠穴熊ではありません。
旧来の左美濃からの発展形としての銀冠穴熊ではなく、最初から銀冠穴熊を含みにします。▲6六角から角道を開けたまま駒組みするのがポイントで、相手の△6五桂の両取りを防ぎつつ堅く囲うことができるという仕組みです。

相手が無理な動きをしてくればそれをとがめればよし、持久戦になれば自玉は無類の堅陣となります。

実は、この「対振り銀冠穴熊」はコンピュータが指しはじめたもの。増田四段がたまたまアマチュア将棋ファンのブログを見て知り、プロでも通用する戦法に仕上げたといいます。

まだ誕生して間もないものの、駒組みがわかりやすく、狙いがシンプルな戦法なので、アマチュアでも十分指しこなせます。何しろ堅陣に囲えるので勝ちやすいのが大きな魅力でしょう。

本書で増田流銀冠穴熊をマスターして、ぜひ振り飛車対策の一つとして加えてください。

 


将棋・序盤完全ガイド 相振り飛車編(上野裕和、2017/6/14)

1冊で相振り飛車の序盤がわかる!

プロの序盤戦術を分かりやすく解説し、多くの方に序盤の魅力をお伝えする「将棋・序盤完全ガイド」シリーズ。

大好評いただいた「振り飛車編」、「相居飛車編」に続く、待望の第3弾は「相振り飛車編」です。

相振り飛車は、相居飛車や居飛車対振り飛車の戦いと比べ、指し手の自由度が高く、定跡が確立されていない分だけ基本の駒組みや全体像をつかむのが難しいジャンルでもあります。

そこで本書がその道しるべとなります。

第1部の「相振り飛車の基礎知識」では「相振り飛車って何ですか?」から始まり、将棋においてどのような形を相振り飛車というのか、どんな囲いや駒組みをするものなかを説明します。

第2部は「相振り飛車の歴史を振り返る」。その戦法の歴史をさかのぼって解説することでより深い理解を得られるのが本シリーズの真骨頂。上野裕和五段の深い研究と分かりやすい進化の解説を読むことができます。

第3部は「相振り飛車、4つの戦法の解説」。多岐にわたる相振り飛車の戦型を
(1)先手向かい飛車
(2)先手三間飛車
(3)先手四間飛車
(4)先手中飛車
の4つに分けてそれぞれの特徴や歴史、最新形まで解説しています。

相振り飛車における序盤戦術の基本から最新形までを、大まかに、楽しく理解していただける一冊です。

 


サクサク解ける 詰将棋練習帳 風の巻(詰将棋パラダイス編、2017/6/23)

詰パラが贈る3~7手詰の良問200題!

将棋上達の最短ルートは短手数の詰将棋を数多く解くことだと言われます。

詰将棋を解くことはどんな戦法を得意にしているかに関係なく、将棋を指す方全員の棋力アップに役立つもので、やって無駄になることがありません。

詰将棋を頭のなかで考え、玉を詰ますのを繰り返すことで将棋の基礎体力となる「読む」力が磨かれますし、詰みテクニックを学ぶこともできます。

本書は詰将棋専門誌「詰将棋パラダイス」編集による詰将棋問題集です。

形がキレイで解きやすく、棋力アップにつながる3~7手詰200問を収録しています。

サクサク解いて、ドンドン将棋の力を磨いてください。

 


将棋戦型別名局集6 横歩取り名局集(中原誠監修、2017/6/23)

古今の横歩取りの名局を100局

厳選本書は戦型別名局集の第6弾です。
序盤から大駒が飛び交い、いきなり終盤戦になることもある激しい戦型の横歩取り。その名局を100局厳選し、詳細な解説で堪能できる内容になっています。

「横歩3年の患い」という、横歩取り後手有利という定説に挑み、それを覆してみせた木村義雄十四世名人。空中戦法で華麗に戦った内藤國雄九段。一番好きな戦法は横歩取りの羽生善治三冠。横歩取りを武器に名人の座を射止めた佐藤天彦名人など、名棋士達の名局を余すことなく収録。

また、前人未到の七冠王誕生の一局や、歴史のターニングポイントになった8五飛戦法の1号局など、棋史に残る対局も鑑賞できます。

珠玉の100局を盤に並べることで、棋士が試行錯誤を積み重ねて進化させてきた横歩取りの歩みを追体験してください。

 


9マス将棋の本(青野照市、2017/6/29)

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棋書の紹介(6月の新刊、5月の新刊のまとめ) https://shogijugem.com/books-201706-2-5612 Thu, 15 Jun 2017 02:00:11 +0000 https://shogijugem.com/?p=5612 棋書の紹介記事です。2017年6月の新刊と、2017年5月出版の棋書をまとめています。 定跡書では「堅陣で圧勝! 対振り銀冠穴熊」がAmazon1位のベストセラーとなっています。銀冠穴熊の本は少ないですし、本書で紹介され...

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棋書の紹介記事です。2017年6月の新刊と、2017年5月出版の棋書をまとめています。

定跡書では「堅陣で圧勝! 対振り銀冠穴熊」がAmazon1位のベストセラーとなっています。銀冠穴熊の本は少ないですし、本書で紹介されているのは、コンピュータが指しはじめた新しいタイプの銀冠穴熊とのことです。

また、詰将棋パラダイス編集の詰将棋本や、横歩取りの名局集が6月の後半に出版されます。

<このページの目次>
棋書の紹介(6月の新刊)
新書・読み物(5月出版)
入門書・初級者向けの本(5月出版)
戦法書・定跡書(5月出版)
棋譜集(5月出版)

 

棋書の紹介(6月の新刊)

Amazonの将棋ランキングで1位のベストセラーです↓


堅陣で圧勝! 対振り銀冠穴熊(増田康宏、2017/6/14)

若手精鋭による対振り飛車新戦法!

第47期新人王戦決勝三番勝負第2局。

石田直裕四段の四間飛車に対し、増田康宏四段は▲6六角から見たこともない駒組みで序盤から圧倒的な優位を築き、最後は鮮やかな詰み。初タイトル新人王を勝ち取りました。

増田四段の使った作戦は銀冠穴熊。しかもただの銀冠穴熊ではありません。
旧来の左美濃からの発展形としての銀冠穴熊ではなく、最初から銀冠穴熊を含みにします。▲6六角から角道を開けたまま駒組みするのがポイントで、相手の△6五桂の両取りを防ぎつつ堅く囲うことができるという仕組みです。

相手が無理な動きをしてくればそれをとがめればよし、持久戦になれば自玉は無類の堅陣となります。

実は、この「対振り銀冠穴熊」はコンピュータが指しはじめたもの。増田四段がたまたまアマチュア将棋ファンのブログを見て知り、プロでも通用する戦法に仕上げたといいます。

まだ誕生して間もないものの、駒組みがわかりやすく、狙いがシンプルな戦法なので、アマチュアでも十分指しこなせます。何しろ堅陣に囲えるので勝ちやすいのが大きな魅力でしょう。

本書で増田流銀冠穴熊をマスターして、ぜひ振り飛車対策の一つとして加えてください。

 


将棋・序盤完全ガイド 相振り飛車編(上野裕和、2017/6/14)

1冊で相振り飛車の序盤がわかる!

プロの序盤戦術を分かりやすく解説し、多くの方に序盤の魅力をお伝えする「将棋・序盤完全ガイド」シリーズ。

大好評いただいた「振り飛車編」、「相居飛車編」に続く、待望の第3弾は「相振り飛車編」です。

相振り飛車は、相居飛車や居飛車対振り飛車の戦いと比べ、指し手の自由度が高く、定跡が確立されていない分だけ基本の駒組みや全体像をつかむのが難しいジャンルでもあります。

そこで本書がその道しるべとなります。

第1部の「相振り飛車の基礎知識」では「相振り飛車って何ですか?」から始まり、将棋においてどのような形を相振り飛車というのか、どんな囲いや駒組みをするものなかを説明します。

第2部は「相振り飛車の歴史を振り返る」。その戦法の歴史をさかのぼって解説することでより深い理解を得られるのが本シリーズの真骨頂。上野裕和五段の深い研究と分かりやすい進化の解説を読むことができます。

第3部は「相振り飛車、4つの戦法の解説」。多岐にわたる相振り飛車の戦型を
(1)先手向かい飛車
(2)先手三間飛車
(3)先手四間飛車
(4)先手中飛車
の4つに分けてそれぞれの特徴や歴史、最新形まで解説しています。

相振り飛車における序盤戦術の基本から最新形までを、大まかに、楽しく理解していただける一冊です。

 


サクサク解ける 詰将棋練習帳 風の巻(詰将棋パラダイス編、2017/6/23)

詰パラが贈る3~7手詰の良問200題!

将棋上達の最短ルートは短手数の詰将棋を数多く解くことだと言われます。

詰将棋を解くことはどんな戦法を得意にしているかに関係なく、将棋を指す方全員の棋力アップに役立つもので、やって無駄になることがありません。

詰将棋を頭のなかで考え、玉を詰ますのを繰り返すことで将棋の基礎体力となる「読む」力が磨かれますし、詰みテクニックを学ぶこともできます。

本書は詰将棋専門誌「詰将棋パラダイス」編集による詰将棋問題集です。

形がキレイで解きやすく、棋力アップにつながる3~7手詰200問を収録しています。

サクサク解いて、ドンドン将棋の力を磨いてください。

 


将棋戦型別名局集6 横歩取り名局集(中原誠監修、2017/6/23)

古今の横歩取りの名局を100局

厳選本書は戦型別名局集の第6弾です。
序盤から大駒が飛び交い、いきなり終盤戦になることもある激しい戦型の横歩取り。その名局を100局厳選し、詳細な解説で堪能できる内容になっています。

「横歩3年の患い」という、横歩取り後手有利という定説に挑み、それを覆してみせた木村義雄十四世名人。空中戦法で華麗に戦った内藤國雄九段。一番好きな戦法は横歩取りの羽生善治三冠。横歩取りを武器に名人の座を射止めた佐藤天彦名人など、名棋士達の名局を余すことなく収録。

また、前人未到の七冠王誕生の一局や、歴史のターニングポイントになった8五飛戦法の1号局など、棋史に残る対局も鑑賞できます。

珠玉の100局を盤に並べることで、棋士が試行錯誤を積み重ねて進化させてきた横歩取りの歩みを追体験してください。

 


9マス将棋の本(青野照市、2017/6/29)

 


将棋世界 2017年7月号(2017/6/2)

トップ棋士が見た藤井聡太の将棋

●巻頭カラー
・第88期棋聖戦挑戦者インタビュー・斎藤慎太郎七段
「対局は勝負と表現の場」 構成/諏訪景子

・第75期名人戦七番勝負[第3局]佐藤天彦名人×稲葉陽八段
「充実の挑戦者」解説/阿久津主税八段 構成/大川慎太郎

・インタビュー・藤井聡太四段「十四歳の地図」構成/北野新太

 


内藤國雄の短編詰将棋(将棋世界2017年7月号付録)

将棋世界誌に巻頭詰将棋を出題中、「5分で詰ませばアマ初段〜九段」と書いたことがある。九段とはどういう意味だと、棋士たちに不思議がられた。いま頃になってその事情を説明すると、ある日メモ帳の中から形のよいのを選び、出題しようとしたらそれが詰まない。2分ほどで諦めて破って捨てた。とたんに答えが分かった。試しにアマ初段くらいの友人に見せたら、駒を動かしまくってすぐに詰めた。それで良心的(?)にアマ初段〜九段としたのだった。仲よくしてもらった先輩・二上達也さんの「近頃、自分の作った詰将棋が詰まねぇんだよ」の言葉を懐かしく思い出す。今回は、面倒な変化もないのに解きにくいと思う短編(5手〜13手)を集めてみました。配列は手数の短い順ではありません。「全題詰まして九段」の意気で挑戦してみてください。(はしがきより)

 


NHK将棋講座 2017年7月号(2017/6/16)

 

棋書の紹介(5月出版)

新書・読み物(5月出版)


不動心論(大山康晴、2017/5/19)

『3月のライオン昭和異聞』の田中七郎名人のモデル、プロ将棋棋士:大山康晴(十五世名人/永世十段・王位・棋聖・王将)が、自らの「強靭な精神を磨く思考術」を伝授。

勝負強さの秘訣は「不動心」にあり! 不運に取りつかれた時、あきらめてはいけない。あきらめは心の乱れであり、不動心を失っている状態である。

 


棋士とAIはどう戦ってきたか~人間vs.人工知能の激闘の歴史(松本博文、2017/5/2)

棋士とコンピュータとの戦いは、人類とAIの未来を暗示している!?
2017年4月1日、現役タイトル保持者が、はじめてコンピュータ将棋ソフトに敗れた。
AI(人工知能)が、ついに人間の王者を上回ったのだ。
それは予想だにしない奇跡だったのか、それとも必然だったのか?
コンピュータ将棋の開発が始まってから40年あまり、
当初、「人間に勝てるはずがない」ともいわれたコンピュータ将棋は、
驚異的な進化を遂げて、いま、人間の前に立ちはだかる。
この間、棋士は、そしてソフト開発者は何を考え、何をめざしてきたのか?
そして、人間とAIは、どのような関係へと向かうのか?
将棋界の最前線を十数年取材してきた将棋記者の、懇親のルポルタージュ!

 


将棋から学んできたこと これからの道を歩く君へ(羽生善治、2017/5/1)

天才棋士・羽生善治がこれからの道を歩む若い人に向けて語った
「力を伸ばすプロセス」
「挑戦する姿勢」
「正解なき道の歩み方」
「才能よりも大事なこと」など珠玉のメッセージ。
将棋ブームの今、親子で読む本としても最適な一冊!

 

入門書・初級者向けの本(5月出版)


一冊で差がつく! 将棋 上達のコツ50 勝ち方がわかる本(屋敷伸之、2017/5/30)

◎ 第1章
将棋は礼に始まり、礼に終わる

◎ 第2章
将棋に勝つための「基本」を知ろう
◆1 最初の一手は何か?
◆2 飛車の位置、居飛車と振り飛車
◆3 なぜ“王”を囲わないといけないのか?
◆4 陣形のバランス

◎ 第3章
手筋と格言で将棋に強くなる
手筋を覚えて棋力アップ
◆1 桂、香、金、銀、角、飛の手筋
◆2 歩、玉の手筋
◆3 格言いろいろ

第4章
詰め将棋10題
なぜ詰め将棋が棋力アップにつながるのか!

 


おもしろいほどよくわかる羽生善治の将棋入門(羽生善治、2017/5/24)

ルールが難しいイメージのある「将棋」。しかし、実際は駒の動かし方や基本的部分さえ覚えてしまえば、子供からお年寄りまで、年齢の垣根なく楽しむことができるゲームなのです。

そんなコミュニケーションツールとしても活躍する「将棋」を羽生善治名人監修で、簡単に解説していきます。

本書はビギナーにも分かりやすいように、イラストつきで駒の動かし方や役に立つ手筋を掲載。中身はパート分けしてあるので、徐々にステップアップしていく楽しみもあります。

また、羽生名人が語る幼年期のエピソードや将棋が強くなるためにはどうすればいいのか?

プロになるためにはなどの読み物も盛り込まれているため、将棋の基礎の基礎はこの1冊があれば十分理解できるでしょう。

 

戦法書・定跡書(5月出版)


今日からすぐ勝てる 奇襲虎の巻(神谷広志、2017/5/24)

一発勝負は奇襲で勝て!

本書は神谷広志八段による「奇襲虎の巻」と「居飛穴なんかコワくない―振り飛車の逆襲」の2冊を合わせて文庫化したものです。

「奇襲虎の巻」では、四間飛車独走銀、ハメ手中飛車、△7四歩戦法、カニカニ銀、相掛かり宇宙戦法など、相手が一手受け間違えればたちまち勝勢になるような破壊力抜群の奇襲が紹介されています。

「居飛穴なんかコワくない」では三間飛車、向かい飛車、四間飛車の3つの戦型でそれぞれユニークな居飛車穴熊破りを解説しています。

どちらも神谷八段ならではの独特の指し回しがユーモアあふれる口調で語られており、楽しく読んで棋力アップにもつながる内容です。本書でレパートリーを増やして普段勝てない相手をアッと言わせてください。

 


1冊でわかる右四間飛車 その狙いと対策 (藤倉勇樹、2017/5/17)

四間飛車VS右四間飛車の決定版!

指されて困る戦法は何ですか? この質問の答えとして最もよく聞くのが右四間飛車です。飛車、角、銀、桂を理想的なポジションに配置し、4五(または6五)の地点から集中砲火を浴びせます。この攻めがあまりにも強力すぎて、わかっていても受け切れないのが悔しいところで、多くの将棋ファンを悩ませ続けています。

本書は、現在は振り飛車党で、奨励会時代には右四間飛車を多用して独自に研究を進めていたという藤倉勇樹五段が「四間飛車VS右四間飛車」という戦型について、徹底的に解説した一冊です。右四間飛車の圧倒的な破壊力と、四間飛車の正しい対応の両方を熟知している藤倉五段だからこそ書けたこの戦型の決定版です。

第1章で「右四間飛車の基本形」を学んだあと、第2章からは「右四間飛車急戦型」、「右四間飛車左美濃型」、「右四間飛車穴熊型」と右四間の3つの形における成功例と対策を解説しています。また、第6章では「その他の戦型」と題して、飛先不突き右四間や早めの▲6五歩といった変則的な形を網羅しています。

四間飛車に対して右四間飛車で攻め倒したい方も、いつも右四間に悩まされている四間飛車党の方も必見の一冊です。

 


これだけで勝てる 石田流のコツ(大平武洋、2017/5/17)

石田流はこの1冊でOK

本書は各戦法で勝つために必要な定跡や考え方を伝授する「これだけで勝てるシリーズ」の石田流編です。

振り飛車の中でも最も攻撃力の高いのが石田流。玉の囲いは最小限にして、さばきが生命線となります。ただ、組み上がりまでの手順に変化が多いのでそこはしっかりと押さえておかなければなりません。

本書第1章で解説されている石田流の3つのコツは以下の通り。
(1)組み上がるまで油断しない
(2)低い形で戦う
(3)▲7七桂と▲7七角を使い分ける

これらのコツを念頭に置きながら具体的な指し方を第2章以降で学んでいきます。

第2章「石田流に組むまで」で駒組みを覚えた後、対急戦、対左美濃、対居飛車穴熊と一通りの居飛車の形に応じた指し方を解説しています。

振り飛車を指したくて、しかも攻めたい。という方にぴったりの戦法です。

ぜひ本書で指し方のコツを身につけて、実戦で試してください。

 


村山慈明の居飛車対振り飛車 知って得する序盤術(村山慈明、2017/5/12)

序盤研究家の著者が、駒組みを丁寧に解説

『将棋講座』テキスト(2016年4~9月号)の「村山慈明の知って得する序盤術」を単行本化。本書は特に、居飛車対振り飛車の対抗形にしぼった内容を紹介する。居飛車党の著者が、対振り飛車の序盤対策を惜しみなく解説。振り飛車党の方に参考になるエッセンスも満載!

 

棋譜集(5月出版)


将棋戦型別名局集5 中飛車名局集(将棋戦型別名局集5、鈴木大介、2017/5/24)

古今の中飛車の名局を100局厳選

本書は戦型別名局集の第5弾です。中飛車の名局を100局厳選し、鈴木大介九段が指し手の解説と共に、「鈴木大介の見た急所」として現代の目線で一局を通した分析を行っています。

前半は大山康晴十五世名人、升田幸三実力制第四代名人らがツノ銀中飛車で居飛車急戦を迎え撃った名局を中心に収録。後半は近藤正和六段が生み出したゴキゲン中飛車に久保利明王将、鈴木大介九段、菅井竜也七段らが工夫を凝らして中飛車を進化させてきた足跡を辿ることができます。

受身の戦法だったかつての中飛車と、後手番でも主導権を握って積極的に攻勢を取る現代のゴキゲン中飛車。同じ中飛車ながらテイストの違う将棋の見所を解説の鈴木九段はこう言います。「大山先生の時代の中飛車は一手一手の味わいを見てもらいたい。また、進歩した現代の将棋とどこが変わってどこが変わらないのかというところにも注目です。新しい時代の中飛車は一手一手の積み重ねはもちろん、思想や細かい考え方に着目して並べてもらえればと思います」

一冊で中飛車の歴史の全てが分かる、中飛車党のみならず全将棋ファン必携の書です。ぜひ、盤上中央で繰り広げられる華麗な戦いを堪能してください。

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棋書の紹介(6月前半、5月の新刊のまとめ) https://shogijugem.com/books-201706-5168 Thu, 01 Jun 2017 01:30:53 +0000 https://shogijugem.com/?p=5168 棋書の紹介記事です。2017年6月前半の新刊と、2017年5月出版の棋書をまとめています。 ベストセラーとなった新書「棋士とAIはどう戦ってきたか」はオススメです。また、戦法書・定跡書が次々と出版されていて、銀冠穴熊、相...

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棋書の紹介記事です。2017年6月前半の新刊と、2017年5月出版の棋書をまとめています。

ベストセラーとなった新書「棋士とAIはどう戦ってきたか」はオススメです。また、戦法書・定跡書が次々と出版されていて、銀冠穴熊、相振り飛車、奇襲戦法、右四間飛車、石田流をテーマにした本が出ています。

<このページの目次>
棋書の新刊(6月前半の新刊)
新書・読み物(5月出版)
入門書・初級者向けの本(5月出版)
戦法書・定跡書(5月出版)
棋譜集(5月出版)

 

棋書の新刊(6月前半の新刊)


将棋世界 2017年7月号(2017/6/2)

トップ棋士が見た藤井聡太の将棋

●巻頭カラー
・第88期棋聖戦挑戦者インタビュー・斎藤慎太郎七段
「対局は勝負と表現の場」 構成/諏訪景子

・第75期名人戦七番勝負[第3局]佐藤天彦名人×稲葉陽八段
「充実の挑戦者」解説/阿久津主税八段 構成/大川慎太郎

・インタビュー・藤井聡太四段「十四歳の地図」構成/北野新太

 


堅陣で圧勝! 対振り銀冠穴熊(増田康宏、2017/6/14)

若手精鋭による対振り飛車新戦法!

第47期新人王戦決勝三番勝負第2局。

石田直裕四段の四間飛車に対し、増田康宏四段は▲6六角から見たこともない駒組みで序盤から圧倒的な優位を築き、最後は鮮やかな詰み。初タイトル新人王を勝ち取りました。

増田四段の使った作戦は銀冠穴熊。しかもただの銀冠穴熊ではありません。
旧来の左美濃からの発展形としての銀冠穴熊ではなく、最初から銀冠穴熊を含みにします。▲6六角から角道を開けたまま駒組みするのがポイントで、相手の△6五桂の両取りを防ぎつつ堅く囲うことができるという仕組みです。

相手が無理な動きをしてくればそれをとがめればよし、持久戦になれば自玉は無類の堅陣となります。

実は、この「対振り銀冠穴熊」はコンピュータが指しはじめたもの。増田四段がたまたまアマチュア将棋ファンのブログを見て知り、プロでも通用する戦法に仕上げたといいます。

まだ誕生して間もないものの、駒組みがわかりやすく、狙いがシンプルな戦法なので、アマチュアでも十分指しこなせます。何しろ堅陣に囲えるので勝ちやすいのが大きな魅力でしょう。

本書で増田流銀冠穴熊をマスターして、ぜひ振り飛車対策の一つとして加えてください。

 


将棋・序盤完全ガイド 相振り飛車編(上野裕和、2017/6/14)

1冊で相振り飛車の序盤がわかる!

プロの序盤戦術を分かりやすく解説し、多くの方に序盤の魅力をお伝えする「将棋・序盤完全ガイド」シリーズ。

大好評いただいた「振り飛車編」、「相居飛車編」に続く、待望の第3弾は「相振り飛車編」です。

相振り飛車は、相居飛車や居飛車対振り飛車の戦いと比べ、指し手の自由度が高く、定跡が確立されていない分だけ基本の駒組みや全体像をつかむのが難しいジャンルでもあります。

そこで本書がその道しるべとなります。

第1部の「相振り飛車の基礎知識」では「相振り飛車って何ですか?」から始まり、将棋においてどのような形を相振り飛車というのか、どんな囲いや駒組みをするものなかを説明します。

第2部は「相振り飛車の歴史を振り返る」。その戦法の歴史をさかのぼって解説することでより深い理解を得られるのが本シリーズの真骨頂。上野裕和五段の深い研究と分かりやすい進化の解説を読むことができます。

第3部は「相振り飛車、4つの戦法の解説」。多岐にわたる相振り飛車の戦型を
(1)先手向かい飛車
(2)先手三間飛車
(3)先手四間飛車
(4)先手中飛車
の4つに分けてそれぞれの特徴や歴史、最新形まで解説しています。

相振り飛車における序盤戦術の基本から最新形までを、大まかに、楽しく理解していただける一冊です。

 

新書・読み物(5月出版)


不動心論(大山康晴、2017/5/19)

『3月のライオン昭和異聞』の田中七郎名人のモデル、プロ将棋棋士:大山康晴(十五世名人/永世十段・王位・棋聖・王将)が、自らの「強靭な精神を磨く思考術」を伝授。

勝負強さの秘訣は「不動心」にあり! 不運に取りつかれた時、あきらめてはいけない。あきらめは心の乱れであり、不動心を失っている状態である。

 


棋士とAIはどう戦ってきたか~人間vs.人工知能の激闘の歴史(松本博文、2017/5/2)

棋士とコンピュータとの戦いは、人類とAIの未来を暗示している!?
2017年4月1日、現役タイトル保持者が、はじめてコンピュータ将棋ソフトに敗れた。
AI(人工知能)が、ついに人間の王者を上回ったのだ。
それは予想だにしない奇跡だったのか、それとも必然だったのか?
コンピュータ将棋の開発が始まってから40年あまり、
当初、「人間に勝てるはずがない」ともいわれたコンピュータ将棋は、
驚異的な進化を遂げて、いま、人間の前に立ちはだかる。
この間、棋士は、そしてソフト開発者は何を考え、何をめざしてきたのか?
そして、人間とAIは、どのような関係へと向かうのか?
将棋界の最前線を十数年取材してきた将棋記者の、懇親のルポルタージュ!

 


将棋から学んできたこと これからの道を歩く君へ(羽生善治、2017/5/1)

天才棋士・羽生善治がこれからの道を歩む若い人に向けて語った
「力を伸ばすプロセス」
「挑戦する姿勢」
「正解なき道の歩み方」
「才能よりも大事なこと」など珠玉のメッセージ。
将棋ブームの今、親子で読む本としても最適な一冊!

 

入門書・初級者向けの本(5月出版)


一冊で差がつく! 将棋 上達のコツ50 勝ち方がわかる本(屋敷伸之、2017/5/30)

◎ 第1章
将棋は礼に始まり、礼に終わる

◎ 第2章
将棋に勝つための「基本」を知ろう
◆1 最初の一手は何か?
◆2 飛車の位置、居飛車と振り飛車
◆3 なぜ“王”を囲わないといけないのか?
◆4 陣形のバランス

◎ 第3章
手筋と格言で将棋に強くなる
手筋を覚えて棋力アップ
◆1 桂、香、金、銀、角、飛の手筋
◆2 歩、玉の手筋
◆3 格言いろいろ

第4章
詰め将棋10題
なぜ詰め将棋が棋力アップにつながるのか!

 


おもしろいほどよくわかる羽生善治の将棋入門(羽生善治、2017/5/24)

ルールが難しいイメージのある「将棋」。しかし、実際は駒の動かし方や基本的部分さえ覚えてしまえば、子供からお年寄りまで、年齢の垣根なく楽しむことができるゲームなのです。

そんなコミュニケーションツールとしても活躍する「将棋」を羽生善治名人監修で、簡単に解説していきます。

本書はビギナーにも分かりやすいように、イラストつきで駒の動かし方や役に立つ手筋を掲載。中身はパート分けしてあるので、徐々にステップアップしていく楽しみもあります。

また、羽生名人が語る幼年期のエピソードや将棋が強くなるためにはどうすればいいのか?

プロになるためにはなどの読み物も盛り込まれているため、将棋の基礎の基礎はこの1冊があれば十分理解できるでしょう。

 

戦法書・定跡書(5月出版)


今日からすぐ勝てる 奇襲虎の巻(神谷広志、2017/5/24)

一発勝負は奇襲で勝て!

本書は神谷広志八段による「奇襲虎の巻」と「居飛穴なんかコワくない―振り飛車の逆襲」の2冊を合わせて文庫化したものです。

「奇襲虎の巻」では、四間飛車独走銀、ハメ手中飛車、△7四歩戦法、カニカニ銀、相掛かり宇宙戦法など、相手が一手受け間違えればたちまち勝勢になるような破壊力抜群の奇襲が紹介されています。

「居飛穴なんかコワくない」では三間飛車、向かい飛車、四間飛車の3つの戦型でそれぞれユニークな居飛車穴熊破りを解説しています。

どちらも神谷八段ならではの独特の指し回しがユーモアあふれる口調で語られており、楽しく読んで棋力アップにもつながる内容です。本書でレパートリーを増やして普段勝てない相手をアッと言わせてください。

 


1冊でわかる右四間飛車 その狙いと対策 (藤倉勇樹、2017/5/17)

四間飛車VS右四間飛車の決定版!

指されて困る戦法は何ですか? この質問の答えとして最もよく聞くのが右四間飛車です。飛車、角、銀、桂を理想的なポジションに配置し、4五(または6五)の地点から集中砲火を浴びせます。この攻めがあまりにも強力すぎて、わかっていても受け切れないのが悔しいところで、多くの将棋ファンを悩ませ続けています。

本書は、現在は振り飛車党で、奨励会時代には右四間飛車を多用して独自に研究を進めていたという藤倉勇樹五段が「四間飛車VS右四間飛車」という戦型について、徹底的に解説した一冊です。右四間飛車の圧倒的な破壊力と、四間飛車の正しい対応の両方を熟知している藤倉五段だからこそ書けたこの戦型の決定版です。

第1章で「右四間飛車の基本形」を学んだあと、第2章からは「右四間飛車急戦型」、「右四間飛車左美濃型」、「右四間飛車穴熊型」と右四間の3つの形における成功例と対策を解説しています。また、第6章では「その他の戦型」と題して、飛先不突き右四間や早めの▲6五歩といった変則的な形を網羅しています。

四間飛車に対して右四間飛車で攻め倒したい方も、いつも右四間に悩まされている四間飛車党の方も必見の一冊です。

 


これだけで勝てる 石田流のコツ(大平武洋、2017/5/17)

石田流はこの1冊でOK

本書は各戦法で勝つために必要な定跡や考え方を伝授する「これだけで勝てるシリーズ」の石田流編です。

振り飛車の中でも最も攻撃力の高いのが石田流。玉の囲いは最小限にして、さばきが生命線となります。ただ、組み上がりまでの手順に変化が多いのでそこはしっかりと押さえておかなければなりません。

本書第1章で解説されている石田流の3つのコツは以下の通り。
(1)組み上がるまで油断しない
(2)低い形で戦う
(3)▲7七桂と▲7七角を使い分ける

これらのコツを念頭に置きながら具体的な指し方を第2章以降で学んでいきます。

第2章「石田流に組むまで」で駒組みを覚えた後、対急戦、対左美濃、対居飛車穴熊と一通りの居飛車の形に応じた指し方を解説しています。

振り飛車を指したくて、しかも攻めたい。という方にぴったりの戦法です。

ぜひ本書で指し方のコツを身につけて、実戦で試してください。

 


村山慈明の居飛車対振り飛車 知って得する序盤術(村山慈明、2017/5/12)

序盤研究家の著者が、駒組みを丁寧に解説

『将棋講座』テキスト(2016年4~9月号)の「村山慈明の知って得する序盤術」を単行本化。本書は特に、居飛車対振り飛車の対抗形にしぼった内容を紹介する。居飛車党の著者が、対振り飛車の序盤対策を惜しみなく解説。振り飛車党の方に参考になるエッセンスも満載!

 

棋譜集(5月出版)


将棋戦型別名局集5 中飛車名局集(将棋戦型別名局集5、鈴木大介、2017/5/24)

古今の中飛車の名局を100局厳選

本書は戦型別名局集の第5弾です。中飛車の名局を100局厳選し、鈴木大介九段が指し手の解説と共に、「鈴木大介の見た急所」として現代の目線で一局を通した分析を行っています。

前半は大山康晴十五世名人、升田幸三実力制第四代名人らがツノ銀中飛車で居飛車急戦を迎え撃った名局を中心に収録。後半は近藤正和六段が生み出したゴキゲン中飛車に久保利明王将、鈴木大介九段、菅井竜也七段らが工夫を凝らして中飛車を進化させてきた足跡を辿ることができます。

受身の戦法だったかつての中飛車と、後手番でも主導権を握って積極的に攻勢を取る現代のゴキゲン中飛車。同じ中飛車ながらテイストの違う将棋の見所を解説の鈴木九段はこう言います。「大山先生の時代の中飛車は一手一手の味わいを見てもらいたい。また、進歩した現代の将棋とどこが変わってどこが変わらないのかというところにも注目です。新しい時代の中飛車は一手一手の積み重ねはもちろん、思想や細かい考え方に着目して並べてもらえればと思います」

一冊で中飛車の歴史の全てが分かる、中飛車党のみならず全将棋ファン必携の書です。ぜひ、盤上中央で繰り広げられる華麗な戦いを堪能してください。

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棋書の紹介(5月前半、4月の新刊のまとめ) https://shogijugem.com/books-201705-4983 Sun, 30 Apr 2017 03:48:18 +0000 https://shogijugem.com/?p=4983 棋書の紹介記事です。2017年5月前半の新刊(およびBlue-ray)と、2017年4月出版の棋書をまとめています。 映画化された聖の青春(Blu-ray、DVD、豪華版)が注目です。振り飛車党の方には、黒沢怜生五段の相...

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棋書の紹介記事です。2017年5月前半の新刊(およびBlue-ray)と、2017年4月出版の棋書をまとめています。

映画化された聖の青春(Blu-ray、DVD、豪華版)が注目です。振り飛車党の方には、黒沢怜生五段の相振り飛車の本も面白いと思います。

<このページの目次>
棋書の新刊(Blu-ray)
新書・読み物(4月出版)
戦法書・定跡書(4月出版)
手筋書など(4月出版)
詰将棋(4月出版)

 

棋書の新刊(Blu-ray)


聖の青春 [Blu-ray](2017年)

生きること。

★羽生善治を追い詰めた棋士・村山聖。病と闘いながら全力で駆け抜けた、わずか29年の生涯を描く奇跡の実話。

★村山聖役を演じる松山ケンイチは日本アカデミー賞、主演男優賞受賞! 羽生善治役を演じる東出昌大は日本アカデミー賞、助演男優賞受賞!

★監督に『宇宙兄弟』の俊英・森義隆。
主題歌「終わりのない空」を手がけたのは秦基博!

【映像特典】劇場予告編

 


将棋世界 2017年6月号(2017/5/2)

佐藤天彦VS稲葉陽 名人戦開幕!

●巻頭カラー
・第75期名人戦七番勝負 第1局 佐藤天彦名人VS稲葉 陽八段
「21年越しの20代対決」 記/深浦康市九段

・藤井聡太四段 炎の七番勝負 羽生三冠に大金星!!
第7局「幸運な勝利」 自戦記/藤井聡太四段

 


村山慈明の居飛車対振り飛車 知って得する序盤術(NHK将棋シリーズ、2017/5/12)

序盤研究家の著者が、駒組みを丁寧に解説

『将棋講座』テキスト(2016年4~9月号)の「村山慈明の知って得する序盤術」を単行本化。本書は特に、居飛車対振り飛車の対抗形にしぼった内容を紹介する。居飛車党の著者が、対振り飛車の序盤対策を惜しみなく解説。振り飛車党の方に参考になるエッセンスも満載!

 

新書・読み物(2017年4月出版)


理想を現実にする力(佐藤天彦、朝日新書、20174/13)

緻密に、時に大胆に。逆境を突破する一手の見つけ方。羽生世代に風穴を空けた16年ぶりの20代新名人。ボロボロになっても粘り抜き、あっと驚くような逆転劇も繰り広げる。なぜ低迷期を乗り越え、勝ち上がることができたのか?「理想」を意識するだけで、追いつめられることなく強くなる、今、停滞している人にこそ知ってほしい考え方。


将棋駒の世界(2017/4/8、Kindle版)

インターネットを介したオンライン将棋が盛んだ。しかし、盤駒を使う将棋の魅力が減じたわけではない。木の宝石といわれる黄楊に、美しい漆で文字をあしらった将棋駒は、遊具を越えた工芸品としての魅力をもっている。材質や書体をはじめ、鑑賞やコレクションに必要な知識を美しい写真とともに紹介。息をのむ名工たちの作品をとくとご覧いただきたい。

 

戦法書・定跡書(2017年4月出版)


徹底解明! 相振り飛車の最重要テーマ14(黒沢怜生、2017/4/26)

現代相振り飛車のバイブル完成!

本書は各戦法のテーマ局面をあげ、そこからの手順を分析することで、その戦法の解明を図る、「徹底解明シリーズ」第2弾。テーマはアマチュアに人気の相振り飛車です。振り飛車党を牽引する若手精鋭の一人、黒沢怜生五段が最先端の研究を披露しています。

本書は【定跡編】と【選局編】に分かれています。第1章の【定跡編】では、プロ間で研究が進み、定跡がある程度確立されている変化を解説しています。第2章の【選局編】では、プロの最新の対局から参考になる面白い将棋を選んでいます。いずれも相振り飛車を指す上で必ず役に立つ局面ばかりで、本書が現代相振り飛車のバイブルになることは間違いありません。
「相振り飛車から逃げない」ことを自らに課している黒沢五段による渾身の一冊です。

 


振り飛車ワールド1、2 プレミアムブックス版(復刊本、2017/4/18)

豪華出演陣による素晴らしき振り飛車の世界!

振り飛車に関するインタビュー、講座、対局、エッセイ、読み物などをまとめ、好評を博した「振り飛車ワールド」1、2巻をオンデマンド書籍として復刊したものです。

藤井猛九段のインタビュー、久保利明王将の自戦記、鈴木大介九段の振り飛車講座、さらに所司一門のガチンコ指定局面戦では若き日の渡辺明竜王、松尾歩八段、宮田敦史六段が対局者として登場しています。今では実現不可能と思える豪華企画が目白押し! 振り飛車ファン必携の一冊です。

 


常識破りの新戦法 矢倉左美濃急戦 基本編 (斎藤慎太郎、2017/4/14)

これが新型矢倉の全貌だ!

(1)△5四歩としないで△6四歩型へ
(2)玉の囲いは△3二銀~△4二玉~△3一玉の3手で済ます
(3)▲2五歩に対して△3三角と受けずに飛車先の歩交換を許す

これまで長きにわたって歴代のプロ棋士たちが積み上げてきた矢倉の定跡、常識を破壊し、矢倉の勢力図を一変してしまったのが「矢倉左美濃急戦」です。

その優秀性は早くから認められ、若手棋士を中心に研究が進み、プロ公式戦でも非常に高い勝率をあげました。

先手が漫然と駒組みをすると後手の攻撃陣が爆発し、はっきり後手優勢になることがわかっています。現在ではその展開を防ぐために先手がさまざまな工夫を凝らしている状況です。

そのような状況の中で常にこの戦型の最先端をリードしてきた棋士が本書の著者、斎藤慎太郎七段。この戦法を武器に各棋戦で活躍、2017年3月には順位戦でB級1組昇級を果たしました。

本書は「矢倉左美濃急戦」について書かれた現時点で唯一の戦術書であり、今後もバイブルとして残っていくことは間違いありません。それほど完成度の高い内容です。

駒組みは単純明快なれど、その破壊力は抜群。驚異の新戦法の威力を体感してください。

 

手筋書など(2017年4月出版)


最強の終盤 詰みと寄せの最重要手筋104(及川拓馬、2017/4/26)

揺るぎない終盤力を手に入れる

本書は将棋の終盤における「詰み」「詰めろ」「必至」の手筋を紹介・解説したものです。序盤で作戦勝ちを果たし、中盤でいくら駒得しても、終盤の一手で勝敗がひっくり返るのが将棋です。将棋は逆転のゲーム。終盤が強ければ逆転勝ちが増えますし、弱ければ逆転負けが増えるのが道理です。
本書では終盤の中でも特に重要な、玉を詰ます段階と、その直前の詰めろの段階、さらに相手を受けなしの形に追い込む必至のテクニックについて、解説しています。見開き2ページで一つの手筋が覚えられる内容になっており、全部で104の手筋を身につけることができます。戦法、戦型に関係なく、実戦で使える手筋を扱っているため、どんな方にも必ず役に立つはずです。
本書で終盤力を鍛えて、逆転負けをなくし、逆転勝ちをどんどん増やしてください。

 


名棋士の対局に学ぶ詰め&必死 次の一手問題(田丸昇、2017/4/11)

古今の名棋士たちの実戦譜を題材にした問題集

江戸時代の初代名人大橋宗桂、伝説の棋士・阪田三吉、
昭和棋界の巨星・大山康晴、升田幸三、
現代棋界の覇者・中原誠、米長邦雄、谷川浩司、羽生善治など、
古今の名棋士たちによる対局の終盤局面を題材にした「詰め」と「必死」の問題集。
名棋士たちの寄せを学び、終盤力を養うのが本書の特徴。
棋士たちのエピソードや将棋史などのコラムも魅力の一つ。
名棋士たちの名手・妙手にチャレンジしよう!

 

詰将棋(2017年4月出版)


詰将棋 3手詰5手詰 盤上の遊園地(中島たか平、2017/4/27、Kindle版)

3手詰を中心に、1手詰から7手詰を200題収録。
初心者、初級者、中級者に最適な詰め将棋問題集。
3手の読み、詰め手筋を徹底マスター。
読みを鍛えて有段者に。

 


夢の華 山田修司詰将棋作品集 プレミアムブックス版(復刊本、2017/4/18)

「昭和の看寿」山田修司の作品集が復刊!

本書は新機軸の趣向作を次々に発表し「昭和の看寿」と称される山田修司の作品集「夢の華」をオンデマンド書籍として復刊したものです。

第1番の「日の丸」から始まり、飛合の繰り返しによる金鋸を実現した第99番の「幻影」、そして未完となった第100番の「夢の華」まで。

将棋ペンクラブ大賞著作部門で詰将棋書籍としては異例の大賞を受賞した、詰将棋ファン必携の一冊です。

 


詰将棋の達人(勝浦修、2017/4/14)

勝浦九段の詰将棋道場

将棋の地力がつく詰将棋問題集
詰将棋を解くことは終盤の詰みの力を鍛えるとともに、読みの力=将棋の地力をつけるのにも最適です。
しかも駒数が少なく解いてみたくなる問題で、解けば解くほど筋が良くなるような詰将棋であれば、将棋上達の最良のアイテムと言えるでしょう。
本書は「サンケイスポーツ」に掲載された勝浦修九段の「詰将棋道場」から200題を収録したもので、まさにそのような条件を満たす問題集といえます。
形はコンパクトにまとまっており、解けば自然に詰み筋が身につきます。
ぜひ本書をあなたの棋力向上に役立ててください。

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